大阪、堺両市と大阪府を統合、再編する「大阪都構想」が最大の争点となる堺市長選(29日投開票)を前に、読売新聞社は5〜7日、府内の有権者を対象に世論調査を実施した。
構想の賛否について聞いたところ、「府と大阪、堺両市を統合再編すべきだ」が28%、「府と大阪市を統合再編すべきだ」が24%で、構想への賛成は計52%となり、「必要ない」と答えた反対の39%を上回った。
都構想への賛否は、前回調査(2012年6月)では「どちらかといえば」を含む賛成が計61%、「どちらかといえば」を含む反対が計28%だった。
橋下徹・大阪市長の支持率は58%。前回調査の72%より14ポイント下がった。
調査は、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した2480世帯の中から1461人の有権者の回答を得た。回答率59%。