読売新聞 2013/11/25
橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事が大阪ダブル選で初当選してから27日で2年になるのを前に、読売新聞社は22〜24日、府内の有権者を対象に世論調査を実施した。
府と大阪市を統合再編する大阪都構想については、「賛成」と「どちらかといえば賛成」が計54%と過半数を占め、「反対」と「どちらかといえば反対」の計37%を上回った。大阪市民に限っても賛成は計53%、反対は計38%で、一定の支持を得ている。
質問文が異なるため、単純比較はできないが、9月の前回調査では、府民の都構想への賛成は52%、反対は39%だった。
また、橋下氏の支持率は58%で、前回調査と同じ。府知事時代の57%(2011年4月調査)に次いで過去2番目に低いが、指導力や発信力への評価は高く、根強い人気を維持している。松井知事の支持率は50%(前回52%)だった。
調査は、大阪府民を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した2364世帯の中から1487人の有権者の回答を得た。回答率63%。