候補擁立見送りは「ひきょう」 橋下氏が反対4党を批判 2014年2月4日

msn産経ニュース 2014/02/04

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は4日、出直し市長選をめぐり、自民、民主、公明、共産の4党について「大阪都構想を否定した。市長選に候補を出さないのはひきょうで、都構想を認めたことになる」と批判した。橋下氏は、市役所で記者団の質問に答え「できるだけ早く選挙をし、平成25年度内に26年度予算案を成立させたい」と述べ、出直し選は3月中に実施したいとした。

 自民党の石破茂幹事長は、党大阪府連の竹本直一会長と国会内で会談し、候補を擁立しない府連方針の報告を受けた。石破氏は「推移を見守ろう」と述べた。竹本氏は会談後、「来週の中ごろまでに結論を出したい」と記者団に述べた。

 これに対し橋下氏は「自民党は都構想に完全に反対した。対立候補を立てて、僕と論戦したらいい」と挑発した。