橋下市長辞職「評価しない」6割…読売世論調査 2014年2月5日

読売新聞 2014/02/05

読売新聞社は、橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)が市長辞職と出直し選への出馬を表明したことを受け、4〜5日、市内の有権者を対象に緊急世論調査(電話方式)を行った。橋下氏の辞職・出直し選を「評価しない」とした人は61%で、「評価する」の31%を大きく上回った。

 評価しない理由(複数回答)は、「多額の費用をかけるのは税金の無駄遣い」が89%で最も多く、次いで「任期の途中で辞職するのは無責任」、「議会ともっと話し合うべきだ」が各78%だった。

 出直し選を巡り、政党の中に候補擁立を見送る動きがあることには、「擁立した方がよい」とした人は57%と半数を超え、「そうは思わない」の30%を上回った。また、出直し選への関心は、「大いに関心がある」と「多少は関心がある」が計59%。質問が異なるため単純に比較できないが、大阪府知事選とのダブル選となった2011年市長選の告示前の調査では、「関心がある」が90%に達しており、ダブル選より有権者の関心は低くなっている。