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「はやぶさ」の技術の軍事転用?

石原慎太郎「新・堕落論」には、日本は短期間で核兵器が開発できる、としたあとで、次のような文章が続きます。

後はその運搬機能の問題だが、一部の政治家が口にしているような今さらの原子力空母や原潜の整備ではなしに、例えば宇宙を60億キロ航行し見事帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」のように、太陽光線によるエネルギーでとてつもない距離を航行できる手段の採択も考えられるに違いない。

はやぶさの動力はイオンエンジンでした。はやぶさは、たしかに、長い時間、とてつもない距離を飛びました。しかし、地球1周で4万キロメートルですから、単純に言って、核兵器を60億キロも運搬する必要はない。これは、いくらなんでも、おかしい。

これも、知恵袋で質問してみました。回答を要約すれば、「はやぶさの推進力であるイオンエンジンは、パワーが非常に弱い。重力のない宇宙空間であるから、推進力として役に立つだけで、地上であれば、とてもものを動かす力などない。」ということでした。

人工衛星の姿勢制御には使える、という話はありました。そうだとすれば、偵察衛星に搭載すれば、衛星の寿命を伸ばすことができるかも(他のエンジンだと燃料切れになったらおしまいなので)。

イオンエンジンは核兵器の運搬手段には、使えそうにない。

念のため、イオンエンジン以外にも、軍事に転用できる技術がないか、も質問しました。

�,呂笋屬気鯊任曽紊欧�ロケットは、ミサイルと同じといえる。そもそもロケットとミサイルの違いは搭載物と使用目的だけ。

��大気圏突入の際の、熱から本体を守る技術。しかしはやぶさは大気圏突入後、本体をパラシュートで落下させている。そういう落下速度では、武器としては役に立たない。

��衛星を軌道にのせる技術は、ロケットを誘導する技術だから、宇宙空間から地表の狙った地点に正確に落下させる「狙う」技術にはなりうる。しかし、パラシュートで落下では、正確に「狙う」わけにはいかないでしょう。

まあ、そのまま軍事に応用できる技術はなさそうですね。

こんな回答もありました。。

多分石原が言っているのは「はやぶさ」を直接軍事転用と言うのではなく、「はやぶさ」を生み出した日本の高い宇宙開発技術をもってすれば、大陸間弾道ミサイルのような核兵器の運搬手段を新しく作れるのではないか?ということだと思います。

まあ、そんなところでしょう。

あるいは、こんな回答も。

はやぶさに使われている技術なんて漠然としすぎ。極論すればネジを作る技術、締める技術、配線する技術、何万点にも及ぶ部品の発注管理する技術などなども含まれるわけで、はやぶさも軍事兵器も工業製品なんだから全くなにも使えないということは無い。

そもそもはやぶさを軍事転用するつもりなら、はさみでもカッターでもテニスボールでも軍事転用できるという話になるくらい両極端で滑稽。

イオンエンジンでの核兵器運搬なんて出来ないし、はやぶさの技術を軍事転用出来るか、なんて質問すること自体、科学音痴も甚だしい、と小生が叱られてしまいました。

そうですね。でも、石原センセなら、なんでも軍事に転用可能というかもしれません。なにしろ、「津波は天罰」というくらいの人ですから。

そういえば、東條英機首相はB-29を精神力で撃ち落とすのだ、といったそうです。


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