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中国漁船衝突事件

尖閣諸島における、中国漁船の衝突事件について。

あそこでいくら保安庁の船に中国の漁船と称してはいるが、あの衝突のヴィデオを見てもわかる通りぶつけられた保安庁の船はへこんでしまったのにぶつけた方の漁船の装甲ははるかに厚くて擦り傷ですむような得体のしれない工作船が…

つまり、あの「漁船」は漁船ではなく、工作船であった、と言っています。

小生も、確認のため、ヴィデオ見ました。ずっと見ているうちに、気持ち悪くなりました。これは、多分船酔いだとおもいます。

それはさておき、まさかとはおもいましたが、知恵袋で質問してみました。それをまとめると、以下のとおり。

(質問1)
たしかに、「漁船」よりも保安庁の船のほうが、損傷が大きいようには見える。しかし、「漁船」の装甲が厚かったから、保安庁の船のほうが、損傷が大きかったのか。

(回答)
巡視船は、戦艦ではない。基本的には、普通の船舶と同じ。

中国漁船は、舳先で巡視船の潜伏に衝突しているが、舳先は船体のなかで一番頑丈に作られている。したがって、舳先で船腹に衝突すれば、船腹がへこむのが当然。

(質問2)
工作船であったという可能性、あるいは他の証拠はあるのか。

(回答)
ない。日本側も当然調べただろうが、そういう話はなかった。

(質問3)
仮に工作船であったとして、何を工作していたのか。

(回答)
工作といっても、いろいろある。「漁業調査」「海底資源調査」「海底地質調査」「海底の地形の調査」などかもしれない。

総合しますと、工作船(調査船)でなかった、という証拠はないが、保安庁の船のほうが、損傷が大きかったから工作船であった、とはいえないし、他に工作船であった、という証拠は見当たらない、ということになるでしょう。

あの映像では、網を巻き上げていましたから、船の種類としては、漁船でしょうね。だったら、漁業調査でもしていたのでしょうか。でも、漁業調査を「工作」と言いますかね。それとも、網をあげた(おろした)のは、偽装で、なにかほかの工作をしていたのですかね。

それにしても、石原センセは自分でヨットを操るのに、船のことは何も知らないんですかね。


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