2015年5月17日に行われた大阪都構想の住民投票(正式には大阪市特別区設置住民投票)の結果、僅差ながら「大阪都構想」は否決されました。
この「大阪都構想について」は、いままでこのホームページに随時掲載してきたものを、大阪都構想否決で一応決着したのを機に大幅に加筆修正したもので、とりあえずまとめてみようとしたものです。 「大阪都構想について」はそれぞれ成りたちの違う「大阪都構想を考える」と「大阪都騒動」に分かれています。
前者は「大阪都構想」自体を検討しようとしたもので、その結果のご報告と言うべきでしょうか。当初は住民投票の議論の参考にしてほしい、という思いで急いで作成したためか、誤りがあったり、踏み込みが足りなかったり、と言う面がありました。
後者は橋下徹が大阪都構想を実現しようとして巻き起こした騒ぎの顛末を記し、あわせてそれらを批判したもので、「騒ぎ」が起きる都度掲載してきたものです。そのため、一段落したとき、つまり大阪都構想が否決に終わった時点では、「騒動」のそもそもの始まりと終わりの部分について書かれていなかったので、その部分の記述を追加しました。
おそらく、今後大阪都構想の議論は復活せず、忘れ去られるのではないかと思います。そして、何年か経てば、あの騒ぎは一体何だったのだろう、と言うふうに回顧されるのではないでしょうか。
そういうことなら、いまさら大阪都構想についてなにやら言うこと自体、あまり意味がないことだ、と思ってはいます。もしかしたら、この「大阪都構想について」は、誰にも読まれずに終わるかもしれません。
また、小生自身この「大阪都構想について」はわかりにくいと思っています。わかりにくい理由は、そもそも大阪都構想自体がわかりにくいからなのだ、と半ば責任転嫁をするつもりではありますが、一方においてわかりにくい大阪都構想を何とか理解しようと努力し、その結果をなるべくわかりやすく説明しようと努力したつもりではあります。
しかし、出来上がったものはやはりわかりにくい。
たまたまどなたかがこのホームページにたどり着いて読み始めたとしても、途中で投げ出されてしまうのではないか、と懸念しております。
しかし、間違いは正しておきたい。また、せっかく苦労してわかったことを、とりあえずまとめておきたい、と言う気持ちがあります。なかば義務感にかられて、なかば自己満足のため、無駄かもしれないと思いつつ、この改訂作業をすすめました。
というわけで、運悪くこのホームページにたどり着いてしまった方々には、わかりにくいことお詫びを申し上げると同時に、どうか、少しの辛抱をお願いいたす次第です。
内容については小生のオリジナルのものであると、いささか自負しております。(オリジナルだからわかりにくいのだ、エヘン!ナンチャッテ…。)
(内容は独立していますので、どちらを先に読まれても、あるいは片方だけでも構いません。)
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