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石原慎太郎が、東京都が尖閣諸島を購入する、と発表したときは、大変でした。知恵袋の質問は無茶苦茶に増えてしまって、回答しきれない。それ以外にも、余計な?ことをしたものですから。以下はそのお話。
隠居は、こんなバカな話は無い、と思ったのですが、世間ではそうではなくて、ネットでは90%以上が、石原慎太郎に賛成とか。
議会の無視、国の役割への介入だから、全政党が一致して反対だろう、と思ったらそうではない。都議会はもろ手を挙げて賛成ではなかったものの、態度保留。野党の民主党ですら、反対しない。国政レベルでは、各政党とも沈黙。結局、議員が個人的に賛否をしめしたほかには、共産党が明確に反対しただけ。
ちょっと、心配になったものですから、政党と都議会議員にメールを入れました。詳しいことは忘れましたが、各政党本部と、都議会の会派、都議会議員全員にメールしたと思います。中身は、「東京都の尖閣諸島購入」でのべたようなもの
都議会議員は125人。メールアドレスがわからない人あり、わかっても、発信出来ない人ありで、発信できたのは3分の2ぐらいでしょうか。自動回答でない、まともな回答は3件。うち2件は民主党、1件は無所属。
無所属の人は、どうやら質問の機会も限られているらしくて、ひどい話だとは思っているが、どうしようもない、という話。民主党の一人は、党の方針が出ていない、とかいう回答。
もう一人の民主党の人とは、その人が隠居の住所の選挙区選出の議員だったからでしょうか、その後、何回かメールのやり取りはしました。個人としては反対だが、都知事から詳しい話を聞いていないし、党の方針も決まっていない、というような話でした。案外、政党所属の議員というのは、不自由なものなのだな、というのが、隠居の率直な感想。
隠居としては、こんな案件、党がどうのこうのという以前のことだろう、議会が都知事の権限逸脱をとがめないでどうする、議会がその役割を果たしていないじゃないか、党派をこえて、一致して反対せよ、といいたいところですが。
まあ、でも、ちゃんと回答してくれた人には、次の選挙で投票しました。
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