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斎藤環氏-引きこもりと徴兵制 2005年9月

石原慎太郎は、他人の発言を曲解して引用する癖があるが、これはちょっとひどい。ちょっと古い話ですが、東京都のホームページより。

〜東京ビッグトーク〜石原知事と議論する会(平成17年9月12日更新)
「次代の日本と世界を担う若者とは…」
平成17年度第1回「〜東京ビッグトーク〜石原知事と議論する会」議事概要

私の友人に斎藤環君という精神病理学者がいて、彼が扱っている登校拒否とか引きこもり、ニートの連中に、もし日本に徴兵制度があったら君どうするかと聞くと、90%は自分は行きたいと言うそうです。

例えば、韓国は徴兵制度がありますよね。やはりそれは軍事的な緊張があって、南北の問題はだんだん緩和されてきたけど、今でもそういう制度がある。あるいは、社会的な全体の貧困感とか豊かさ、食糧の問題、その他いろいろな問題がいろいろな緊張を生んでいて、そういう国にはニートは出ない。

さて、「斎藤環 徴兵制」で検索すると、こんなのがあった。

カウンセリングのハートコンシェルジュ
第13回斎藤環氏、山登敬之氏、新倉、向後カウンセラー座談会<第3回>

斎藤:徴兵制とかいいっていう人がいるんですけれど、それは日本の他に一国ひきこもり大国があるんですが・・・

新倉:ああ、韓国ですね

斎藤:はい、韓国は徴兵制ありますよね。というかまだ戦時下ですからあそこは。だから兵役にいかなければならない。で、帰ってきてからひきこもっちゃう。

新倉:え、兵役へ行くのは行くんですか?で、戻ってきてからひきこもってしまうの?

斎藤:戻ってきた人がみんなじゃないですけれど、戻ってきた人の中からひきこもる人が出てくるそうです。兵役も強制的な奉仕活動もひきこもり防止には全然役立たないことは、もう国を挙げての実験で立証済みなのです。

何をかいわんや。


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