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2015年大阪ダブル選 敗因分析

共闘をめぐる自民党の混乱

共産党との「共闘」をめぐって、こんな事件も起きていました。

【大阪ダブル選】共産党系集会に自民党の柳本卓治参院議員が参加 甥の柳本顕氏の支持訴える 自民府連は処分検討
産経WEST 2015年10月29日

記事の見出しが内容を的確に語っていますので、引用は省略しますが、この書きぶりから察するに、自民府連は官邸に気を使っていたようです。もっとも、記者の憶測かもしれないのですが。

ただし、自民党支持者のなかには、共闘に違和感を覚える人がいないわけではなかったのでしょう。たとえば評論家の長谷川豊氏のような自民党ファンです。この共闘について詳しく記事にしているのが、右翼寄りの姿勢鮮明なる産経新聞であり、他紙はそれほどでもない、ということからも、それらしき事情がうかがえます。

おそらくそういう人たちは、永年の自民党ファンで自民党が共産党とライバル関係にあったことをよく知っている人たちでしょう。そして、そういう自民党ファンが離れていくのを自民党が恐れた、ということがまったくないわけではないでしょう。

ただ、共闘がおかしい、というのは、まさにイメージが問題…違和感がある、というだけで、共闘すべき理由はいくらでもあるし、逆に共闘ではない、ということも出来ました。要はきちんと説明すればいいだけだったのではないでしょうか。違和感を覚える人たちが永年の自民党ファンであるとすれば、説明すれば納得してもらえたのではないでしょうか。

一方で、自民党の中にも、共闘は当然と考えていた人たちもいます。たとえば堺市議の野村ともあき氏。

【大阪ダブル選挙】自民党と共産党が組んでいるというご批判について(再掲)
堺市議会議員 野村ともあきブログ
2015年11月11日

<維新の会が思想信条から義理人情に至るまで微塵も持ち合わせていない政治組織である><このような組織が信頼されないのは当然のことで…自民党と共産党が結託しているのではなく、大阪において維新以外はすべて“反維新”であるというのが正確な構図です。<このような状況に対して「既得権益を守るために思想信条の異なる勢力が結託している」と批判することは、自らの不都合を隠蔽するための悪質な論点のすり替え、詭弁です。>

野村氏の言う通り、と小生は思います。

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