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あまりに当たり前のことなので、いまさら取りあげることもない、と思いますが、念のため。石原慎太郎の言葉の汚さについて。
石原慎太郎は人を罵倒するのが好きだ、というのはすでに述べました(「石原慎太郎の『馬鹿』」)。
2001年7月8日、シーガイア視察を主目的とした出張中、報道陣から公費でのヨットレース参加の是非を尋ねる質問が出たことに対して
「どこにそんな声があるの。県の依頼を受けて公務で来ている。ついでにヨットに乗って仕事を終えるんだ。がたがた言われる筋合いはない。」
2001年11月9日定例会見で、石原慎太郎都知事は2001年11月2日、ホテル税の実施を表明。これに対し鳥取県の片山善博知事が「他人のふんどしというか、自分のところの住民以外の人から負担を求める税制だ」と批判したことに対して
「事の何たるかを理解しないで、恥をかくのはてめえの方だ」
2006年1月、「スポーツと都市」をテーマにしたトークショーで、東京でオリンピック開催の意義についての発言
「このごろ日本は元気がない。周りの国からなめられている。『日本をなめたらあかんぜよ』という表示にオリンピックをやりたい」
2006年2月3日、三宅村「感謝の集い」のレセプションにて、2000年に都職員を助役に選任する議案を村議会が否決したことについて触れ、
「せっかく(当時の村長に)頼まれて人を送ったら村議会のばかどもが否決した。おれは『お前ら、東京の顔をつぶしたな。そのうちひどい目に遭わせてやる。覚えていろ』と言ったんだ」
2006年3月16日の都議会予算特別委員会で、共産党の大山とも子議員への答弁の中で、知事が「あなた方の、何かの一つ覚えみたいな発言を聞いていますと…」と答弁を始め、「質問に答えて」と声が上がったことに対して別の同党議員に向かって
「答えてるんだ。黙って聞け、この野郎」と大声を上げ、
「失礼じゃないか貴様、答えている時に」と続けた。
2006年6月23日、定例記者会見で、瑞穂町議会が五輪招致決議案を否決したことについて、
「頭がどうかしてるんじゃないのかよ。やっぱり頭を冷やした方がいいと思うね。何も得にならないと思うね。オリンピックが仮に決まって、その前に三多摩は(2013年開催予定の東京国体が)あるわけでしょう。その時になってほえ面かかないようにした方がいいよ、本当に。」
2006年12月14日、都議会自民党の高島直樹政調会長の祝賀会の挨拶で、
「共産党はオリンピック反対だって言うけど、この中にオリンピック反対の人いたら手挙げてもらいたい。そんなやつはぶったたけばいいんだ。」
石原慎太郎の真意はともかく、とても都知事のお言葉とは思えませんね。
東京都民のみなさん、こういう人を都知事にしておいてはいけません。こういう人を代表に選んだ、ということで、私たち(隠居も都民)まで、同類と思われてはかないません。
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